9月の講談社ノベルスで、倉知淳「猫丸先輩の推論」が出るみたい。
最近は、単行本もノベルスもほとんど買わなくて、文庫ばっかり買ってたんだけど、
これは、買おうと思う。
いわゆる、日常の謎系ミステリ。北村薫とか若竹七海とかその他いろいろあるけど、
この猫丸先輩シリーズが一番好きなもんで。


あとは、そろそろ京極の「邪魅の雫」が出ると聞いたんだけど、10月かな?
まあ、最近読んでないんで、出ても買わないけどw


で、第58回日本推理作家協会賞受賞作の「剣と薔薇の夏」が早くも文庫化だとか。
これは、買っとこうかな。


人形はこたつで推理する (講談社文庫)

人形はこたつで推理する (講談社文庫)


すっかり忘れてたけども、入院中に読んだ本の感想3冊目。
我孫子といえば、「殺戮にいたる病」が一番好きだけど、(好きってのもあれだけど)
もともと彼はユーモアミステリーでデビュー。速水3兄弟シリーズの「8の殺人」とか。
今作も、その系統でほのぼのした作風となっております。


だけど、これはヌルイですわ。
視点が女性からかもしれないけど、ここまでのほんわかムードはちょっとつらい。
もちろん、殺人事件が扱われるんだけども、。
当時としては、設定の目新しさとかあったんだろうけど、。
シリーズ2作目は、長編。短編でさえちょっとだれたことを考えると、しばらく手は
出さないでおこうw