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9月の講談社ノベルスで、倉知淳「猫丸先輩の推論」が出るみたい。
最近は、単行本もノベルスもほとんど買わなくて、文庫ばっかり買ってたんだけど、
これは、買おうと思う。
いわゆる、日常の謎系ミステリ。北村薫とか若竹七海とかその他いろいろあるけど、
この猫丸先輩シリーズが一番好きなもんで。
あとは、そろそろ京極の「邪魅の雫」が出ると聞いたんだけど、10月かな?
まあ、最近読んでないんで、出ても買わないけどw
で、第58回日本推理作家協会賞受賞作の「剣と薔薇の夏」が早くも文庫化だとか。
これは、買っとこうかな。
- 作者: 我孫子武丸
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/06
- メディア: 文庫
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すっかり忘れてたけども、入院中に読んだ本の感想3冊目。
我孫子といえば、「殺戮にいたる病」が一番好きだけど、(好きってのもあれだけど)
もともと彼はユーモアミステリーでデビュー。速水3兄弟シリーズの「8の殺人」とか。
今作も、その系統でほのぼのした作風となっております。
だけど、これはヌルイですわ。
視点が女性からかもしれないけど、ここまでのほんわかムードはちょっとつらい。
もちろん、殺人事件が扱われるんだけども、。
当時としては、設定の目新しさとかあったんだろうけど、。
シリーズ2作目は、長編。短編でさえちょっとだれたことを考えると、しばらく手は
出さないでおこうw