撰ばなくてよかった…
ただいま、とあるブログにミステリサイトを構築中…。
データが全部消えてしまったけど、ちまちまと作っていくのはやっぱり楽しい。
最近まで、どのブログを使うか悩みに悩んでいました。自分の理想とするサイトを
作るのに効率のいいのはどれか。最後に2つのこったんですけど、そのうちのひとつが
ライブドア。撰ばなくてよかった(笑)。
新しいサイトのほうは、中途半端な状態でもいちおう近日中にオープン予定。
最近読んだ「探偵の夏、あるいは悪魔の子守唄」と「殺人ダイヤルをさがせ」は、そちらの方に
UPすることにします。というか、今年はがんがん本を読めているような気がする。あと少しで
読み終わる本もありますし。
こちらは、本以外についてのブログにすることにします。もしかしたら全部移行するかもしれませんけど。
トップパシコ、もうちょっとがんばってくれ…。
■
新年一発目、金杯。
当日は新年会のため、14時ごろ出社。会社の競馬好きな先輩と食堂で初競馬となった。
その先輩は私が知る中では、一番の馬券師。とにかく掛け金もでかけりゃ、当たったときの
払い戻しがでかい。初めて生で買ってるところを見せてもらったけど、ほんとに絨毯爆撃作戦。
一頭の軸を決めて、後は10頭ほどピックアップして3連複か3連単を購入していた。
だいたい50点くらい。倍率もかなりつくし、ふつ〜は小額づついきそうなもんだけど、この人は
1000円づついっていた。しかもメインじゃなくて8Rですよ。感覚くるいそうだったので、
あまり注意を向けずに、普通に予想した。
馬券は京都金杯のみ。前から決めていた通り、
本命グレイトジャーニーから、パラパラと馬単で購入。
結果は駄目でした。昔は金杯は結構勝率高くて、お年玉ってかんじだったんだけど
ここ数年当たっていない気がする。というか、パソコンが壊れてターゲットが使えないのは痛い。
ずっとあれを使っていて、なくなるとリズムくずしますね。
そのターゲットが無料になるとのこと。金を払った身として微妙…といいたいところだけど、
パソコン買ったらまたダウンロードするから結果的にはよかった(パスワードとか忘れてた)。
脱線しましたけど、この会社の先輩。ちょくちょくこのブログに登場する予感がするので、
最近のビッグな配当をちょっと紹介すると、一番でかかったのがたしか11月ごろ当てた2500倍
くらいに1000円で250万ほど。その次の週には100円だったけど100万馬券を取っていた。
有馬記念も3連単、4000円分的中。13万投資でたしか120万くらいになっていたはず。
たまにはおごってくれ。
あけましておめでとうございます
なにごともなかったように、しれっと復活してみる^^;
年も開けましたし、ちょうどいいですよね。
でも、現在パソコンが故障中。新しく購入する予定なので、修理にも出してません。
少しづつこつこつ作りつづけていたHPが全部消えた…。
かなりテンション下がりましたけど、また作り始めました。
更新していなかった4ヶ月は、ぼちぼち本を読んで、ぼちぼち競馬してました。
その間に読んだ本では、『ルパンの消息』が抜群におもしろかったですよ。オススメです。
他には念願の「消失!」を読んで、こんなもんか、と思ったり、「扉は閉ざされたまま」を読んで
唸ったりしました。でも、昨年読んだ本は、17冊! 少なすぎっす。かなり忙しかったですから、しょうがないんですけど。入院しなかったら10冊も読めなかった…。
今年はがんがん読んでいきたいです。年末恒例の各種ベストテンにランクインされている作品もほぼ読んでない。最初はそれらを読みたいところです。
競馬は有馬記念の日に小倉競馬場へ。
ほんと競馬場に行ったのはひさしぶりでした。
肝心の有馬記念はディープインパクト−リンカーンの馬連1点に大勝負。外れたけど、ひさびさに
興奮しました。ディープ負けたのは悲しかったですけど。
そんなこんなで、今年もよろしく。
■
好きな作家っていうのは人それぞれいると思う。
自分も両手では足りないくらいいるし、それは日々増えていくもんですよ。
でも一番好きなのはだれか? って聞かれるとなかなか決められないもんですよね。
まぁ、時期によって変わってくるかもしれないけど、今現在最も好きなのは
「井上夢人」。間違いない。
ストーリーテラーとはこの人のことを言うんでしょう。
岡島二人の片割れとして有名ですけど、僕はソロになってからのほうが好きです。
ミステリの枠を広げるような、一風変わった設定の作品が多いですけど、その
ありえないような話でも、すごくリアリティーがあるんですよ。
けっこう分厚い作品が多いですけど、そんなの気にならないくらいサクサク読めるし、
文章もうまいと思う。読んでいて心地いい。
ということで、入院中に読んだ本の感想、ラストを飾るのはこちらの作品。
- 作者: 井上夢人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/02/13
- メディア: 文庫
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入院もそのくらいになると、体調は回復してるからきつくない。とにかく暇になるんです
よね。でも、この作品があったおかげで乗り切れました。もうず〜っと読んでましたよ。
タイトルのとおり、ある男性の中に誰かが入り込んでくるんです。頭の中から声が聞こえて
くる感じですか。男性は自分が狂ったと思い、病院にいったりと最初はその存在を認め
ようとはしません。この頭の中の声との会話、だんだん打ち解けていくくだりがまず、読み
どころです。あとは、ある宗教団体の存在。宗教団体というと、オウム真理教を思い浮かべ
ますけど、この作品が書かれたのはオウムがサリンをまく前、まだ世間にその存在が
広まっていない時期でした。
この作品はあんまりあらすじとか見ないで読んだほうがいいので、ぐだぐだ書かないです
けど、そのとんでもない設定を見事に論理的にまとめあげ、そして最後に現れるどんでん
返しと最高にすばらしいかった。おすすめです。
で、今日「オルファクトグラム(上)(下)」講談社文庫 井上夢人
を購入してきました。上下巻でボリュームのある作品ですけど評価も高いし読むのが
楽しみ。たぶんあっという間に読んでしまうはず。
先月の日記で書いた「マーチ博士の4人の息子」ですけど、実は紛失してまして。
それが昨日ふとベッドの下を見ると、あったw
話ちょっと忘れた^^;
先にオルファクトグラム読んでしまうかも…。
■
9月の講談社ノベルスで、倉知淳「猫丸先輩の推論」が出るみたい。
最近は、単行本もノベルスもほとんど買わなくて、文庫ばっかり買ってたんだけど、
これは、買おうと思う。
いわゆる、日常の謎系ミステリ。北村薫とか若竹七海とかその他いろいろあるけど、
この猫丸先輩シリーズが一番好きなもんで。
あとは、そろそろ京極の「邪魅の雫」が出ると聞いたんだけど、10月かな?
まあ、最近読んでないんで、出ても買わないけどw
で、第58回日本推理作家協会賞受賞作の「剣と薔薇の夏」が早くも文庫化だとか。
これは、買っとこうかな。
- 作者: 我孫子武丸
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/06
- メディア: 文庫
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すっかり忘れてたけども、入院中に読んだ本の感想3冊目。
我孫子といえば、「殺戮にいたる病」が一番好きだけど、(好きってのもあれだけど)
もともと彼はユーモアミステリーでデビュー。速水3兄弟シリーズの「8の殺人」とか。
今作も、その系統でほのぼのした作風となっております。
だけど、これはヌルイですわ。
視点が女性からかもしれないけど、ここまでのほんわかムードはちょっとつらい。
もちろん、殺人事件が扱われるんだけども、。
当時としては、設定の目新しさとかあったんだろうけど、。
シリーズ2作目は、長編。短編でさえちょっとだれたことを考えると、しばらく手は
出さないでおこうw